【第1試合(午前11時)浦和学院(埼玉)-近江(滋賀)】

浦和学院は、「超攻撃野球」を掲げ、今大会3試合で4本塁打と打線好調。失敗を恐れず、空振り三振はOK。甲子園春夏通じて46試合連続得点中。積極的な攻撃で勝利を引き寄せる。 投手力は、エース宮城誇南投手(3年)が3試合連続で先発。伸びのある直球と多彩な変化球で準々決勝では強打の九州国際大付に対し7回1/3を3失点と試合をつくった。

昨夏大会後に就任した森大監督(31)は初めての甲子園で4強入りを果たし、父に並んだ。前監督の父・士(おさむ)氏も30年前の1992年春、初めて采配した甲子園で4強入りした。父を超えられるか。

近江(滋賀)は県勢初のセンバツ4強。代替出場のチームとしての春4強も史上初を果たし、波にのる。

勝利のカギを握るのは、主将で4番、エースの山田陽翔投手(3年)。これまで3試合すべてに先発完投。球数は379球。「1週間500球」の球数制限もあり、その起用にも注目される。準決勝では、エースの奮闘に打線も活発に。9安打6得点と援護した。

浦和学院が勝てば春優勝の13年以来の決勝進出。近江は初の春決勝進出となる。

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