大阪桐蔭が近江(滋賀)を破り、4年ぶり4度目の優勝を果たした。近畿勢は昨年夏の智弁和歌山に続く全国制覇。近年、甲子園大会で圧倒的な強さを誇っている。

2011年以降の甲子園優勝校21校のうち近畿勢が11校と半数を超えた。続いて多いのが関東勢で8校。21校中19校が近畿・関東。夏はこの2地区以外は優勝なし。春は東海(東邦)と敦賀気比(福井)が優勝したのみだ。

近畿勢を引っ張るのが今大会を制した大阪桐蔭。11年以降、春夏7度優勝。まさに黄金時代と言っていい。

2000年~11年は22校中、最も多いのが関東で6校。次いで九州が5校。近畿は東海と同じ3校(北海道2、四国2、中国1)だった。

<春の優勝校>

22年 大阪桐蔭

21年 東海大相模(神奈川)

20年 中止

19年 東邦(愛知)

18年 大阪桐蔭

17年 大阪桐蔭

16年 智弁学園(奈良)

15年 敦賀気比(福井)

14年 龍谷大平安(京都)

13年 浦和学院(埼玉)

12年 大阪桐蔭

11年 東海大相模(神奈川)

(近畿6、関東3、東海1、北信越1)

<夏の優勝校>

21年 智弁和歌山

20年 中止

19年 履正社(大阪)

18年 大阪桐蔭

17年 花咲徳栄(埼玉)

16年 作新学院(栃木)

15年 東海大相模(神奈川)

14年 大阪桐蔭

13年 前橋育英(群馬)

12年 大阪桐蔭

11年 日大三(西東京)

(近畿5、関東5)