東京学館新潟が1983年(昭58)の創部から39年で春、夏、秋を通じて初の県制覇を果たした。日本文理に8-7で逆転勝ち。6-7と追い上げた7回裏2死満塁で7番・新田龍生左翼手(3年)の中前2点適時打で逆転した。

   ◇   ◇   ◇

東京学館新潟の旅川祐介監督(40)は昨夏まで部長で、昨秋に長谷和昭前監督(61)からバトンを引き継いだ。県の決勝進出は春、夏、秋を合わせて今回が4度目。「長谷先生が作り上げてくださった。引き継ぎながら壁を破ろうと試合前に選手にも話した」と目標達成に笑みを見せた。同時に「投手陣の整備、守備の作り直し、打撃ももう少し振り込まないと」と北信越大会、そして夏に向けての課題を挙げた。