3位決定戦は学法石川が学法福島に8-5で競り勝った。地元福島で開催される東北大会(6月7日開幕)は聖光学院、光南、学法石川が出場する。

学法石川が接戦を制し、2大会連続の東北大会を決めた。3点リードの8回に四死球と失策がからんで同点に追いつかれたが、9回2死一、二塁。根本剛希外野手(2年)は「ここしかない」と気合を入れた。さらに熱が入った応援に気持ちも高ぶり、勝ち越しの2点適時右三塁打を放つと、相手の送球失策で生還。後続の黒川凱星主将(3年)と抱き合って得点を喜んだ。大事な一戦で両軍最多の3安打3打点と躍動し、県3位で出場した昨秋に続く大舞台の切符。「自分たちは『すべては夏のために』という目標を胸にやっている。思い切り笑顔でやることはこれからも続けて1戦1戦やり切りたい」と意気込んだ。