第104回全国高校野球選手権埼玉大会(7月8日開幕)の組み合わせ抽選会が15日、さいたま市内で行われた。

【展望】

今春まで4季連続県王者の浦和学院は投打に安定し、優勝候補筆頭に挙がる。エース宮城誇南投手(3年)は制球力が光り、攻撃では金田優太内野手(3年)、高山維月捕手(3年)らを軸とした「超攻撃型野球」を展開する。

プロ注目のエース右腕・金子翔柾投手(3年)、藤田大清外野手(3年)を擁する花咲徳栄は3年ぶりの夏甲子園を目指す。

今春の関東大会で作新学院を破り4強入りした山村学園、昨秋、今春ともに準決勝で浦和学院に敗れた公立の伝統校・上尾にも期待がかかる。

14年以来の夏甲子園を目指す春日部共栄は2回戦で、新型コロナウイルスの影響で今春県大会は不戦敗となった昌平と対戦。ともにノーシードながら序盤戦屈指の好カードとなる。