国学院栃木が劇的勝利で作新学院の11連覇を阻止した。

3-0で迎えた9回に1度は逆転されたが、その裏に追いつくと、10回に主将の平井悠馬内野手(3年)がサヨナラ本塁打を放った。

柄目直人監督(39)は9回裏の攻撃前に「点数が入る空気になったので『この流れに乗りな』と声をかけた」という。宇都宮南との決勝戦に向けて「相手も乗っているし、打線も強いと思う。しっかりデータをとって作戦を考えたい」と、37年ぶりの栃木の夏制覇へ意気込んだ。