日大三が東海大菅生を下し、18年夏以来、4年ぶりの甲子園出場を決めた。春夏通じて38回目の甲子園出場。これで第104回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕)の49地区の代表チームが全て出そろった。

0-2で迎えた6回表、1死二、三塁から7番川崎広翔捕手(3年)が右前適時打を放って同点とした。なお1死一、三塁から9番松藤孝介投手(3年)がスクイズを決めて勝ち越しに成功。相手の敵失も重なり、一塁走者も一気に生還した。

4-2の7回表には、村上太一外野手(3年)が左越えに2点本塁打を放ち、リードを広げた。

先発のエース左腕・松藤は先制を許すも、粘りの投球で9回2失点で完投した。

小倉全由監督(65)は「本当に良い結果を出してくれた」とナインをたたえた。寒川忠主将(3年)は、涙を流しながら「(去年の)秋は悔しい負け方をして、チーム一丸となって戦ってきた」と話し、「(甲子園では)自分たちの野球をして、死ぬ気で戦ってきます」と決意を口にした。

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