決勝が午後4時、甲子園で始まる。横浜隼人(神奈川)は4年ぶりに決勝進出。対する開志学園(新潟)は、昨春の選抜大会王者で、選手権の決勝進出は初。ともに初優勝を狙う。

横浜隼人の打線は、長打力がある。今春選抜大会3回戦をコロナ禍で辞退した悔しさもバネに、粘り強い戦いぶりを見せた。準決勝は18年王者の京都両洋に2-1で競り勝った。一丸で優勝を目指す。

一方の開志学園は4試合で4失点と、投手を軸にした堅守で勝ち上がってきた。右腕の水口樹乃(2年)は準決勝・岐阜第一戦で8回を2安打無失点と好投し、1-0の接戦を勝ちきった。初優勝で、創部10年目の節目を飾るか。