第104回全国高校野球選手権に南北海道代表として初出場する札幌大谷が2日、関西入りした。

主将の浜野櫂右翼手(3年)は「ずっとあこがれた舞台に立つことができる。楽しみでいっぱい。南大会と同じように投手陣を中心とした守備と、つなぐ打線で、1球1球全力で戦っていきたい」と意気込んだ。

出発前には両親から「頑張れ」と激励を受け、決勝で敗れた知内・高橋匠主将(3年)からも、メッセージが届いた。全力で戦い合った同じ北海道の球児からも激励を受け「高橋選手から『甲子園を楽しんできて』と。南北海道代表として、頑張ってきたい」と強い口調で話した。

1日に関西入りした北北海道代表の旭川大高はこの日、西宮市内のグラウンドでノック、試合形式の練習やフリー打撃などを行った。試合形式では山保亮太、池田翔哉(ともに3年)、伊知地晴(2年)の3投手が登板した。

両校は3日、大阪市内での組み合わせ抽選会に臨む。

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