2年ぶりの秋全道制覇を狙う北海がコールド勝ちで初戦を突破した。

2回1死二塁から6番長内陽大一塁手(2年)が中堅手の頭を越す適時二塁打を放ち先制。3回には4番宮下温人右翼手(1年)の適時二塁打、4回には8番谷川凌駕三塁手(1年)の左前適時打で追加点。6回に1点、7回に3点を加えて試合を決めた。

投げては先発右腕、背番号1の熊谷陽輝投手(2年)が7回112球、4安打無失点の好投。伸びのある直球とスライダーを軸に13個の三振も奪った。「今日はストレートが伸びていて少し浮く部分もあったが、うまく低めに投げられた。スライダーもよかったと思う」と振り返った。

熊谷の投球に平川敦監督(51)は「よかったです。2年間で一番よかった」と評価した。