報徳学園が3年ぶりに秋の兵庫県王者となった。初回に1点を先制されたが、2回に逆転すると、4回に4番石野蓮授外野手(2年)の左翼フェンスを直撃するランニングホームランで加点。さらに6回にも追加点を挙げ、神戸国際大付の反撃を9回の1点に抑え、19年以来の秋の県王者に輝いた。石野は「打ったのはスライダーです。追加点になってうれしかったです」と笑顔で振り返った。

主将の堀柊那捕手(2年)は近畿大会へ向けて「今日も(初回の失点は)守備のミスがあった。守備をかためていきたい」と課題を挙げた。大角健二監督(42)も「一戦必勝で臨みたい」と意気込みを語った。