昨年王者のクラークが、北照に競り勝ち、2年連続で準決勝に進出した。

同点で迎えた8回1死一、三塁、主将の新岡歩輝投手(2年)が勝ち越しの中犠飛。新岡は投げても2試合連続の完投で、勝利に導いた。9回裏は2死満塁のピンチを抑え「最後は焦って四球を続けてしまったが、満塁になってクイックで投げなくてよくなったことで、落ち着いて投げられた」と振り返った。

佐々木啓司監督(66)は「キャプテンでエースの新岡が、しんどいところで頑張ったね。厳しい試合を乗り越えたのは大きい」と話した。