報徳学園(兵庫1位)は右腕先発の盛田智矢投手(2年)が6回無安打無得点の快投で、7回コールド勝ちに導いた。最速で140キロを超えた速球は長身の187センチから投げ下ろして角度があった。さらに100キロ台のカーブも効果的で、相手打線を手玉に取った。客席で見守ったNPBスカウトは「平均で140キロ台になれば面白い。カーブも投げられるからいい」と期待を口にした。7回に登板した間木歩投手(1年)とノーヒットノーランリレーを完成させた。

また、来秋ドラフト候補の堀柊那捕手(2年)は4安打をマーク。プレーをビデオ撮影するスカウトも目立ち、注目の高さをうかがわせた。