大阪桐蔭(近畿)の西谷浩一監督(53)が、試合中にクラーク(北海道)の佐々木啓司監督(66)から注意を受けたシーンを、困惑の表情で振り返った。

2回の攻撃中、大阪桐蔭の選手たちはベンチ最前列からグラウンドへ大声を出していた。それを見た佐々木監督は「いつまで声を出しているんだ。ピッチャーが投げているのに」と大声で注意した。

西谷監督はその後、「投手がセットポジションに入ったら声出しはやめよう」と選手に指示したことを明かした。

「(佐々木監督が)怒っておられましたね。私の中では『逃げた!』(走者が盗塁を試みること)とか『GO!』とか、もちろん球種を言ったりはダメというイメージ(認識)だった。選手は声を出していただけ。今はまだ新チームで一生懸命、声を出していただけ。それもダメなのなら、僕の勉強不足です」と語った。

投球動作中の大声は投球の妨げやボークを誘う可能性があり、現在の高校野球では声の内容にかかわらず審判が注意することがある。

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