日本学生野球協会は19日、緊急の審査室会議をオンラインで開き、部員への体罰で謹慎している東海大菅生(東京)若林弘泰監督(56)の処分が決定した。

若林監督は部内体罰と報告義務違反のため昨年12月5日から4カ月の謹慎処分。宮原上総部長(33)は報告遅れのため昨年12月5日から1カ月の謹慎となった。

日本高野連理事であり、日本学生野球協会の理事も務める尾上良宏氏はオンライン会見で「部活動ということで、あくまでも学校教育活動の一環でありますから、授業一般に、指導者としては、少しでも生徒たちに分かっていってほしい、伸びていってほしいという思いはあるのは当然のこと。指導者が自分をコントロールしながら指導できるか、まさに教育に携わるものにはより要求されることだと考えている。(不祥事が)ゼロになるように、各都道府県、高野連と一緒になって進めていくつもりでもあります」と話した。