史上初の2度目の春連覇を目指す大阪桐蔭は、敦賀気比(福井)との対戦が決まった。大会第3日の第3試合。

敦賀気比とは、優勝した14年夏の準決勝で15-9と打ち勝った。逆に、翌15年のセンバツでは同じ準決勝で0-11と完敗。敦賀気比に甲子園初優勝を許した。甲子園では8年ぶりの対戦になる。21年11月には明治神宮大会の準々決勝で、8-4と勝利している。

大会の主役らしく、抽選会から「トリ」になった。右半分のブロックで最後まで残っていた枠に、敦賀気比が入った。西谷浩一監督(53)は「最後まで決まらなかったので、ちょっとやきもきしました。強い相手とやらせていただける。伝統的に打撃がよく、しっかり仕上げてくるチームなので、こちらも負けじと準備したい」と穏やかな口調ながらも、本番モードに切り替わった。

世代NO・1左腕の前田悠伍投手(3年)は昨年のセンバツでも快投し、昨秋の明治神宮大会でも優勝に貢献した。主将も務める今回はさらに重責が増す。「敦賀気比さんは神宮でも対戦していて、とても粘り強い、いいチーム。でも相手に合わせることなく、自分たちの野球を貫くことだけだと思う。もっともっと残りの期間で100%の準備ができたら」と落ち着いた様子で話した。

本調子ではない中で、秋の神宮大会を制した。センバツで本当の姿を見せることを誓っている。「徐々に上がってきている段階。大会3日目なのでまだ期間がある。もう少し上げられるところもある。甲子園はいつもと違う空気、目に見えない力があるので、そこに負けずに、楽しんでやればいいと思う。緊張することなく自分の持ち味である強気な投球を心がけたい」と誓った。

大阪桐蔭は優勝すれば東邦(愛知)の5度に並びトップになる。また、西谷監督の甲子園勝利数は64勝。1位の高嶋仁(智弁学園、智弁和歌山)の68勝にあと4に迫っている。センバツに限っても現在28勝で、31勝のPL学園(大阪)が目前にいる。