【第1試合(午前10時半)東北(宮城)-山梨学院(山梨)】

東北は、プロ注目の最速145キロ右腕ハッブス大起投手(3年)と、技巧派で安定した制球力のある左腕・秋本羚冴(りょうご)投手(3年)という強力な2枚看板を誇る。

米国人の父と日本人の母を持つハッブスは、身長188センチから投げ下ろすのが持ち味。秋本は、昨秋の公式戦10試に登板し、30回1/3を投げて防御率0・00を誇る。元巨人で、昨年8月に就任した佐藤洋監督(60)は甲子園での初勝利なるか。

昨秋の関東大会優勝の山梨学院は、1年生から4番に座る高校通算40発以上の高橋海翔(ひろと)内野手(3年)が打線をけん引する。昨秋は公式戦10試合で79点を挙げた強力打線だ。

エース右腕、林謙吾投手(3年)は、昨秋の関東大会では背番号10だったが全4試合に先発し、安定した投球でエースに名乗りを上げた。

清峰(長崎)でセンバツ優勝経験のある吉田洸二監督(53)の采配にも注目だ。