山梨学院が作新学院(栃木)に大勝し初の4強入りを決めた。山梨県勢の4強入りは1991年の市川以来、32年ぶり5度目。

2回、1死二塁から8番林謙吾投手(3年)の適時二塁打で1点を先制。3回は4番高橋海翔内野手(3年)の適時打と内野ゴロで2点を奪うと2死満塁から3連続押し出し四死球で3点を追加した。さらに3番岳原陵河外野手(3年)の2点適時打で計7点を奪うビッグイニング。4回にも2点を加え10点目。今大会29試合目で初の2桁得点を記録した。8回にも攻撃の手を緩めず2点を追加、計12点を奪った。

4試合連続先発の林はテンポ良く打たせて取る投球。8回を3失点に抑えた。9回は中田有飛投手(3年)が登板、無失点に抑えた。

作新学院は序盤にまさかの大量失点。怪物・江川卓投手以来、50年ぶりのセンバツ4強入りはならなかった。