浦和学院(埼玉2位)が、今春センバツ出場の専大松戸(千葉1位)に逆転負けを喫した。

終盤まで3-1とリードしたが、8回、2番手のエース渡辺聡之介投手(3年)が、専大松戸打線につかまり、逆転2ランを浴びて力尽きた。森大監督(32)は「惜しかったですね。あと1歩足りなかった。悔しい負けでしたが、夏につながる試合だと、前向きに捉えたい」と話した。

敗戦で肩を落とす選手たちに、自身の高校時代を重ね合わせた。高3時、08年春季関東大会に出場。初戦で霞ケ浦(茨城)と対戦し3-4で敗退した。「悔しくて仕方がなかったから、夏に向けて練習し、甲子園出場を果たした」と、今となってはいい思い出だ。「最後の夏は勝たせてやりたいですね」。あと1歩で逃した勝利を糧に、成長する選手たちを期待した。

【関東大会開幕速報】専大松戸が浦和学院に逆転勝ち センバツV山梨学院はコールド発進