第105回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、甲子園)の北北海道・空知地区の組み合わせが15日、決まった。小樽地区では創部6年目の小樽未来創造が夏の大会初勝利を狙う。18年創部のチームは19年秋に公式戦初勝利こそ挙げているが、夏の公式戦ではいまだ勝利がない。捕手の高橋陸主将(3年)は「努力、感謝、勝利というスローガンをモットーに、全員野球で勝ちにつなげたいと思う。自分たちの力で勝利を勝ち取りたい」と意気込む。

部員は女子1人を含む9人だが、女子部員は試合出場ができないため、助っ人を入れて試合に臨む。3年生のバレー部2人、放送部1人が協力する。小中学校時代に野球経験を持つバレー部の高橋龍水(たつみ)外野手(3年)は「できることは積極的にやりたい。雰囲気を上げて、チームワークを高められるように」と練習中、誰よりも声を張り上げている。

女子部員の佐藤優來(3年)にとっても最後の夏になる。元々はマネジャーで入部したが、今春から部員登録。春の地区予選では試合前練習で内野ノッカーを務めた。夏もノックを打つ予定で「1勝できるようにみんなを支えたい」と盛り上げる。

同校は小樽商と小樽工が統合して18年4月に開校した。09年には小樽工が南大会出場の実績がある。創部6年目で夏初白星へ。抽選で初戦の相手は小樽明峰に決まった。主戦の大久保成寿投手(3年)は「助っ人が入ってくれて試合ができる。チーム一丸となって、3年生最後なので1勝をしたい」と感謝してプレーする。高橋陸主将は「自分の最後の大会でもあるので、1勝を挙げたい」とそれぞれの思いを夏にぶつける。【山崎純一】