第105回全国高校野球選手権茨城大会(7月8日開幕)の抽選会が行われた。

昨夏覇者の明秀学園日立は水戸啓明と初戦を戦うことが決まった。勝ち上がると、2回戦でCシードの水戸商、準々決勝では今春県大会優勝でAシードの常総学院と対戦する可能性のある激戦のブロックに入った。

昨秋の県大会は初戦、今春は2回戦敗退のためノーシードで挑む夏。平野太智主将(3年)は「自分たちはノーシードでどこかには入るなと思っていた。去年夏優勝しているのでまずは優勝という目標と、甲子園に出場して、去年出来なかった甲子園ベスト8以上が目標」と意気込みを語った。

昨夏は二刀流の石川ケニー投手(亜大)を擁し甲子園3回戦に進出した。平野も2年生ながら遊撃手としてスタメン出場。「去年は先輩たちに連れて行ってもらった。今年は自分が甲子園に導く立場なので、その自覚を持ってやっていきたい」と夏の茨城大会連覇に向けて、力強く語った。