新潟工は5-1で新潟西を制した。5番・石田想左翼手(3年)が8回にダメ押しとなる2ラン本塁打を放つなど3打点で勝利を引き寄せた。
打球がスタンドインした瞬間、右拳を突き上げた。石田の公式戦初本塁打は勝利を決定づける2ランになった。3-1の8回裏2死一塁、4球目だった。打球はきれいな放物線を描き、左翼フェンスを大きく越えた。「(打った球は)あまり覚えていない。真っすぐを狙っていたので多分、真っすぐです」と完璧な感触に興奮しきりだった。0-1の4回裏の2打席目には同点の適時二塁打を放ち、この日3打点と勝負強さを発揮した。
今春は3月に負傷した右太もも肉離れの影響で出遅れた。4回戦の中越戦で先発復帰も石田の失策をきっかけに大量失点し、チームは0-11(6回コールド)で大敗。「チームに迷惑をかけてしまった。なんとか恩返しをしたかったし、チームのみんなを助けたかった」と春の悪夢を振り払う打撃だった。
3回戦(14日)は三条と対戦する。「初戦はいい試合が出来た。まだまだみんなに恩返しが足りないと思うので、もっともっと恩返しをしたい」と力を込めた。【大島享也】

