昨秋V校の新潟明訓が連合の十日町総合・塩沢商工に17-0の5回コールドで快勝した。14安打17得点と打線が爆発。1年生・権平幸太郎三塁手が公式戦初出場ながら4打数3安打で2打点と猛打を振るった。

   ◇   ◇   ◇

新潟明訓の6番・権平は二塁ベース上で初々しく笑顔を見せた。第1打席で三振を喫した後の2打席目だった。左翼へ強烈な打球を放ち、「緊張で周りが見えていなかったです」と暴走気味に一塁を回ったが、間一髪セーフで公式戦初安打を記録した。

この1本で硬さが取れた。3打席目には左前適時打。4打席目にも適時二塁打を放ち、公式戦初出場で、計14安打したチームで唯一の3安打と存在感を示した。「試合前に(五十嵐)太郎さんから『自分のプレーだけをすればいい』と言われていた。それが心の中に残っていた」。

背番号は15。ベンチ入り20人で、ただ1人の1年生だ。島田修監督(58)も信頼を置く安定感のある守備力で三塁のスタメンの座を勝ち取った。「背番号をもらっている以上、プレッシャーや責任は感じている。しっかり自分のプレーをしたい」。フレッシュな1年生が夏を駆け上がる。【大島享也】

○…3投手の継投で5回参考ながらノーヒットノーランを達成した。先発した左腕、和田珠要(しゅい)投手(3年)が3回4奪三振で試合を作ると、角井海斗投手と円山遥介投手(ともに2年)がそれぞれ1イニングを3人で抑えた。初戦2回戦の先発マウンドを託された和田は2四死球に「リリースが安定しなかったのと抜ける球が多かった。ノーヒットで抑えられたのは良かったけど四球と死球がもったいなかった。そこを修正しないと次、勝てない。しっかり修正したい」と次を見据えた。