オープニングゲームを飾った和歌山北を1人の女子部員が支えていた。
松野いろは選手(2年)が試合前のノッカーを務め、和歌山では女子ノッカー第1号になった。記録員としてベンチにも入った。
和歌山県高野連によると、県内の硬式野球部員1000人以上の中で、選手登録されている女子部員は松野1人。今大会、女子でノッカーの申し出があったのも1人だけだった。
県外の強豪校に入学したが、1年時に地元に戻って転入した。試合には出なくても、練習で打球を追ったり、自主練習でノックを手伝ったりと、男子に交じって存分に野球を楽しんでいる。「選手兼マネジャーです」と言うように、多くの役割をこなす。
ポジションは投手と一塁手。プレーヤー目線も持つため、試合中の力の入り方も違う。「『なんで初球から振らんのよ!』とか思っちゃいます」と笑った。

