1年前の決勝カードの再現となった一戦で、昨夏王者の一関学院が返り討ちにした。16安打と打線が爆発し、同準優勝の盛岡中央に9-1の8回コールドで完勝。3-2で競り勝った昨年に続き勝利をつかんだ。

一関学院が終始主導権を握った。初回に梅田昇希内野手(2年)が先制打。2回に原田大和内野手(3年)が適時二塁打で加点すると、5回には小野唯斗外野手(3年)、山内蓮外野手(2年)、高橋佑輔投手(3年)の3人が適時打で続いた。8回には菅野千陽外野手(3年)のソロ本塁打などで3点を追加して試合を決めた。

投げては先発・高橋佑が6回2安打無失点、2番手・寺尾皇汰投手(3年)が1回無安打無失点、3番手・小山礼莉投手(2年)が1回2安打1失点とつないだ。投打がかみ合い、2連覇に向けて好発進した。