糸魚川は序盤の最大6点差をはね返し、13-12で開志学園との激戦を制した。17日の4回戦では8強入りを懸け、高田北城との「上越対決」に臨む。

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糸魚川の1年生が代打で期待に応えた。8-10の7回裏2死満塁で中沢克斗捕手(1年)が代打に告げられた。「ストライクをバンバン狙って打ちにいきました」。外角寄り直球を中前にはじき返す同点の2点適時打。直後の逆転劇を呼び込んだ。「前日に兄と素振りをして、センターを意識するように言われた。その成果が出せました」とこの夏の初安打を喜んだ。

試合は大荒れだった。糸魚川は5回までに15四死球を与えるなど、許した安打は1本ながら9失点。序盤から大量リードを許す苦しい展開だったが「ベンチは諦める雰囲気はなかった」と中沢。打線は20安打を放ち、最大6点あったビハインドをひっくり返した。

4回戦は高田北城との「上越対戦」となる。中沢は「出番がくれば、絶対に打つ」と頼もしかった。【大島享也】

○…高田北城は、先発坂木陽投手と2番手岩間創投手(ともに3年)の1安打完封リレーで新発田との投手戦を2-0で制した。坂木は7回を1安打5奪三振。新発田の4番佐藤龍斗捕手(3年)には警戒から2四死球を与えるが、得意のスライダーと内角をえぐる直球がさえ、得点を許さなかった。「普段から7回を投げることはなかったので、7回を投げきることは1つの目標だった。疲れました」と笑顔を見せた。