東海大相模(神奈川)が誇る安打製造機の快音が止まらない。1番山内教輔外野手(3年)がこの日も4打数4安打。3回戦・元石川戦の第4打席から9打数連続安打、10打席連続出塁をマークした。桐蔭学園との好カードで7回コールド快勝の原動力となり、8強入りを決めた。

初回はフルカウントから中前打で出塁し、先制ホームを踏んだ。5回には7点目をもたらす右への適時二塁打。3試合にまたがる連続安打を継続中だが、「全く意識していない」と勝利だけを見据えた。

父は大洋(現DeNA)で打撃投手を務めていた山内英雄氏。試合前にはLINE(ライン)で「今日も頑張れ」とエールをもらった。「この大会に向けて家族みんなが応援してくれている。その期待に応えて恩返ししたい。自分が甲子園に出ることが家族の夢」と山内。準々決勝以降の厳しい戦いにも「バットの芯で捉えることと、ミート力に自信がある」と、打撃でリードオフマンの仕事を全うする。【佐瀬百合子】

■桐蔭学園、長浜が6失点KO

桐蔭学園が7回コールドで東海大相模に屈した。先発した技巧派左腕の長浜達己投手(3年)は中盤につかまり、4回1/3を9安打6失点(自責4)。「調子は決して悪くなかった。チームを勝たせることができず申し訳ない」と悔しさをにじませた。今後については「大学でも野球は続ける。桐蔭学園で学んだ人間性の大切さは、今後も継続していきたい」と高校野球の経験を糧にする。