山田が劇的な逆転サヨナラ勝ちで、3回戦に進んだ。

初回に4点を先制されたが、5回に神田崇太捕手(3年)の適時打で1点を返し、7回にも2打席連続のタイムリーとなる内野安打を放った。

2-5で迎えた9回裏、嶋内遥大外野手(3年)の犠飛で2点差に詰め寄ると、2死満塁で山本祐輔外野手(3年)がセンターへ適時打。相手守備の失策も絡み、一塁走者も一気に生還。一挙4得点で大逆転勝ちとなった。

サヨナラ打を放った山本祐は「絶対打とうという気持ちだった。プレッシャーはあったけど、打ててよかったです。落ちたのは見て、めっちゃうれしかった。同点はいけるかなと」と声を弾ませた。

公立校の山田は20年の秋季大阪大会の3位決定戦で履正社を破り、近畿大会に進んだ実績がある。今夏も旋風の予感が漂う。