第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)北北海道大会の準決勝が22日、日本ハムの本拠地エスコンフィールド北海道で行われる。
21日、4強に進出した4校が1チームあたり40分間の公式練習を行った。春夏連続甲子園出場を狙うクラークの新岡歩輝主将(3年)が、フリー打撃で柵越えを放ち、高校生“第1号”本塁打をマーク。北大会2試合で3本塁打の絶好調男がチームを勝利に導く。
エスコンフィールド北海道高校生“第1号”はクラーク新岡主将のバットから生まれた。公式練習のフリー打撃で左中間へ豪快な1発を放り込んだ。練習後報道陣を前に「入っちゃいました」と苦笑い。「よかったです。試合で打てるように」と本番を見据えた。
この夏、打撃は絶好調だ。北大会1回戦の旭川実戦で左越え本塁打。準々決勝の帯広農戦では2打席連続本塁打を記録するなど計3本塁打を放っている。2試合で9打数4安打3打点、打率は4割4分4厘と3番打者としての役割を果たしている。「打撃練習でも大振りせず、ミートすることを考えながらやっている。(調子は)いいです」と手応えはある。
準決勝と決勝の舞台となる日本ハムの新球場で、感覚を養いながら練習を行った。「広くは感じました。走塁の時の打球判断とかが難しくて、フライがどれくらい上がっているのかも、距離感がまだ微妙につかめていない。走塁ミスが目立たないように」と気を引き締めた。投球でも期待されるエース右腕はマウンドで投球練習も行い「堅いには堅いですけど投げやすい」と印象を口にした。
佐々木啓司監督(67)は新岡主将をはじめとする打線について「全体的にいいでしょう」と状態の良さを感じている。新岡主将は「まずは安打(を狙って)、結果が本塁打になればいいかなと思います」と意気込む。春夏連続の甲子園出場まで階段はあと2つ。投打でチームを引っ張り、聖地へと導く。【山崎純一】

