全国高校野球選手権新潟大会の準決勝2試合が23日、ハードオフ新潟で行われる。組み合わせは北越-東京学館新潟、中越-加茂暁星でシード4校が勝ち上がった。第1試合(午前10時開始)の北越は60年ぶり(当時は北越商)、東京学館新潟は4年ぶり決勝進出を目指して激突する。甲子園へあと2勝。2校のキーマンをピックアップした。

 

【北越】 投手陣のしんがりで試合を締めるのがエース山田直輝投手(3年)だ。左腕から投じるボールには球威と切れがあり、三振も狙って取れる。三条との準々決勝は6回に3番手で登板し4回で9奪三振。今夏は3試合10回2/3を投げ、三振を17個積み上げている。被安打8の5失点(自責4)で防御率は3・38だが、小島清監督(48)は「試合を重ねるごとに調子を上げてきている」と準決勝以降の投球にも期待をかける。打者としては長打が魅力。3試合8打数2安打の打率は2割5分ながら、2安打は二塁打と三塁打。

 

【東京学館新潟】 全4試合で1番を打つ佐藤明日葵左翼手(3年)がバットと足で打線をけん引する。ここまで12打数10安打、打率8割3分3厘と驚異のアベレージを誇る。20日の準々決勝・日本文理戦では最速151キロ右腕の高橋史佳投手(3年)から2安打を放つなど5打数5安打をマーク。「県王者」を倒しての4強入りに貢献した。走ってもチームトップの6盗塁と足でも相手にプレッシャーを与え続ける。19年以来4年ぶりの決勝進出へ、今大会一番当たっているラッキーボーイの佐藤が勝利のカギを握る。