107年ぶりの優勝を狙う慶応(神奈川)は、夏2連覇がかかる仙台育英(宮城)と深紅の大優勝旗を懸け、決勝戦を戦う。PL学園時代に甲子園で通算13本塁打を放った清原和博氏(56)の次男、慶応(神奈川)の勝児内野手(2年)はベンチスタートとなった。

打順も変わった。これまで3番渡辺千之亮外野手(3年)、4番加藤右悟外野手(2年)、5番延末藍太内野手(3年)、6番渡辺憩捕手(3年)だったが、3番渡辺憩、4番延末、5番加藤、6番渡辺千になった。森林貴彦監督(50)は「得点が入りやすいような並びにしている」と明かした。

先発は鈴木佳門投手(2年)。仙台育英の先発は湯田統真投手(3年)。

慶応・主将の大村昊澄内野手(3年)は「漫画みたいなシナリオで野球の神様が与えてくれた最高の舞台なので、最後まで自分らしく笑顔で最後は日本一をっていう思いで戦っていきたい」と意気込んだ。