名古屋市出身の慶応(神奈川)の大村昊澄(そらと)主将が、幼少期から足を運ぶ地元の名店の店主からお祝いのコメントが届いた。

大村は、中学卒業までを名古屋市中村区で過ごした。同区にある、脚立の上から高さ2・5メートルの位置からカフェオレを注いで提供する“天井落としカフェオレ”で知られる『喫茶ツヅキ』の常連客だ。主将は、地元のお気に入りの店として名前を挙げた。

『喫茶ツヅキ』3代目店主・都築秀紀さん(42)は、「おめでとうございます! 試合が楽しみで、昨日から眠れなかったです」と喜びを爆発させた。定休日のこの日は、リアルタイムで試合を見守った。

店主は、幼少期から大村のことを見守った。「小学生の頃は、通りすがりで素振りの練習をしてましたね。ウチにはいつも家族で来ていて、新聞の野球の面を読む、野球大好き少年という感じ。最近はロイヤルミルクティーを飲んでますよ」。

店内のメニューで大村が大好きなのは、「コーヒージュニア」という、アイスのカフェオレに、アイスクリームと生クリームを載せたドリンクだ。都築さんは「優勝したし、大村くんはカフェオレを頼んだことはないから、ウチの“脚立カフェオレ”をサービスします!」と約束。「(でも)この記事を見て、店に来なくなるんじゃないかな。彼のサインも欲しいし、落ち着いたら来てくださいね!」。“凱旋カフェオレ”でお祝いする。【中島麗】