中央学院(千葉)の快進撃を支えた幸運の“アレ”は“トンボ”だった!? センバツ出場校発表から一夜明けた27日、千葉・我孫子市の同校で午前9時から練習を開始。午前中は守備、午後からは打撃、実戦練習に走り込みと午後6時まで、たっぷり汗を流した。

甲子園初勝利に向け、駆け回る選手たちのTシャツの胸には「TSUKAGOSHI NO MIGIKATA→TOMBO」の文字が。トンボって!? さかのぼること約半年前。昨秋の千葉大会予選代表決定戦に敗れ敗者復活戦に勝利。やっとつかんだ県大会の切符にも、不安を感じていた頃-。練習中、塚越爽太コーチ(23)の右肩にトンボが止まった。飛び立つまであたたかく見守った。

“トンボ”は前に進み引くことがない虫で「日本書紀」の挿話からも、すばやく攻撃力が強く「勝ち虫」と呼ばれる。颯佐心汰内野手(2年)は「試合前には必ず塚越コーチの右肩を触って、勝ち運をもらいました」と、“トンボ”は守り神に。チームは県大会で快進撃をはじめ優勝。関東大会前にTシャツを作成すると、同大会で8強入り。センバツ出場をつかんだ。

私生活でもあいさつ、返事、掃除など徹底力の向上と努力を重ね、センバツ出場をグッと引き寄せた。チームスローガンは「日本一への準備」。中村研心主将(2年)は「チームの意識はあがっています」。塚越コーチの右肩に“トンボ”が止まってから始まった快進撃。センバツでも勝利へ導く。【保坂淑子】

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