昨春センバツの準優勝校・報徳学園(兵庫)が、大会第5日の1回戦第3試合で、愛工大名電(愛知)と対戦することが決まった。
ともに優勝経験のある名門校対決となり、甲子園では18年夏の3回戦以来の対戦。当時は小園海斗内野手(現広島)を擁した報徳学園が、7-2で逆転勝ちを収めている。
大角健二監督(43)は「伝統校なので、胸を借りるつもりで頑張りたい。2、3点(勝負)の試合になるのでは」と予想。同じブロックには常総学院(茨城)や大阪桐蔭など強豪校が集まったが、「昨年もしんどいブロックの中だった。今年も生徒を信じたい」と意に介さない。
今回のチームは最速144キロと小気味いい変化球が持ち味の主将兼エース間木(まき)歩、プロ注目の最速150キロ今朝丸(けさまる)裕喜(いずれも3年)の両右腕を中心とした守備力が武器だ。
2枚看板を信頼する大角監督は「理想は先制し、勝ち越しを与えないこと」と言いつつ、「昨秋の近畿大会よりは投打がかみ合ってきて、特に野手は力を上げている。昨年以上に得点してくれるかな、という期待は持っている」と打力向上にも手応え十分だ。
昨春は決勝で山梨学院に3-7で敗れ、準優勝に終わった。02年以来、22年ぶり3度目の優勝を目指す。間木主将は「相手は投手がいいイメージがある。報徳学園としても投手の勝負では負けられない。最少失点のロースコアで勝つ。1点の重みを理解しながら、勝ちきる展開が一番いい。昨年成し遂げられなかった、全国制覇をやっていきたい」と力強かった。

