第96回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市内で行われた。
日本ハムや横浜などで投手としてプレーした常総学院(茨城)・島田直也監督(53)にとっては“37年ぶり”の甲子園組み合わせ抽選会だった。
20年夏に母校の監督に就任し、さっそく21年春にセンバツ出場。しかし「3年前の抽選会はリモートだったので。本当、監督としてはこうやって出るのが初めてで」と笑顔を浮かべながら会場を見渡した。
87年に春夏連続出場し、夏はエースとして全国準Vに貢献した。「春は補欠校が出て、なんかばーっと進んだから、どうだったかな。あまり覚えてないです。夏は全員でどしっと座って、ワクワクしながら見ていましたね」と回想する。
この日は抽選の結果、日本航空石川と大会6日目第1試合での対戦が決まった。能登半島地震で被災した相手との対戦。「我々は関東代表として来ているので。(相手校は)大変なご苦労をされてると思いますけど、そこは別に考えていきたいなと思います。いろんなことで注目されると思いますけど、相手は関係なく、自分たちの野球をやろうというのは言い続けたいなと思います」とした。
自慢の強力打線は「飛ばない」とされる新機軸バットでも「大きいのじゃなくてセンター返し。やることは一緒なので」と意に介さない。“島田投手”目線では「得意球でどんどん攻めていく、で大丈夫なのかな。投げ分けができる投手が強いのかと思います」と想像し、大会に臨む。
最後に、37年ぶりの抽選会の感想は?
「どこの高校とやるのかなって、今日もドキドキしました」
少しの間だけ、青春時代に戻った。【金子真仁】

