ベンチ入り13人の神戸北が、神戸一中時代の1919年(大8)夏に全国制覇経験があり、プロ注目左腕の舩見将太投手(3年)を擁した神戸を破って3回戦に進出した。

先制直後の2回に逆転を許すが、4回にエースの羽村優志投手(2年)の適時二塁打で2-2とする。6回には敵失の間に勝ち越すと、暴投でも1点を追加して2点のリードを奪った。先発の背番号1・羽村は投手としても2失点完投した。

羽村はプロ注目左腕・神戸の舩見に投げ勝ち、「夢を見ているみたい。人数で野球をするわけじゃない。人数が少なくてもプロ注がいる相手にも勝てるのは野球をやっているみんなに見せられたので良かったです」と笑顔があふれた。

神戸北は来春の25年4月に神戸甲北と統合予定。今夏は3年生5人を含むベンチ入り13人で挑んでおり、今夏が終われば現状では連合チームになる予定だ。記録員として入ったマネジャーは6月に引退したバスケットボール部のマネジャーを勧誘した。スタンドには合同練習をしている縁で、前日13日に3回戦進出を決めた須磨学園野球部が友情応援に駆けつけた。

ワンチームで戦い、シード校を撃破しての初戦突破。2年生左腕の羽村は「単独チームへの思いは強い。まだまだ3年生と一緒に野球をしたいので負けてられない」。1日でも長く、3年生と神戸北として戦い抜く。