仮面ライダー投手・ヒビキ健在! 鳥栖工は10-3の7回コールドで唐津東を下し、夏連覇へ8強入りした。今夏初戦で最速145キロに更新したエース右腕、松延響投手(2年)が5回途中から3番手で救援して2回1/3を2安打無失点で勝利を呼び込んだ。
「ああいう舞台でやらせてもらい、自信になっています」。昨夏甲子園経験も胸に躍動した。最速145キロに更新した伸びのある直球を中心に、5月に習得したチェンジアップが有効。6回2死二塁のピンチを新球で捕邪飛に仕留めるなど要所を締めた。
実は、春の佐賀大会後、左臀部(でんぶ)の疲労骨折が判明した。甲子園から違和感があったが、ずっと痛みがあったという。今夏も痛みは残ったままだが、エースとしての重責を果たしている。
昨夏の甲子園では、名前が「仮面ライダーアギト・ヒビキ」由来の兄晶音(あぎと)捕手、弟響投手の松延兄弟バッテリーで話題を呼んだ。2回戦で夏の全国制覇2度の名門、日大三(西東京)に善戦報われず惜敗したが、貴重な財産となった。
松延は準々決勝から正念場を迎えるにあたり、3連投も覚悟する。「絶対抑えて甲子園で投げられるように頑張りたい」と話し、連覇を見据えた。【菊川光一】

