昨夏の甲子園4強で今春センバツ出場の神村学園が、12安打8得点で4強入りを一番乗りで決めた。
2回に1点を先制し、3回に3点を追加。4-0の4回は1死満塁で岩下吏玖(りく)内野手(3年)の中前適時打などこの回打者一巡の猛攻で4得点。序盤から打線がつながり、鹿屋中央との昨夏決勝カードを7回コールドで圧勝した。
投げては先発したエース左腕、今村拓未(3年)が7回3安打無失点の好投。立ち上がりからテンポ良く投げ込み、3回以降は毎回の10奪三振をマークした。
背番号1の快投に、小田大介監督(41)も目を細めた。「センバツ以降はコンディション不良で全然状態が上がらなかった。3カ月間は時間を与え、それなりの準備をしてくれた結果がこの結果につながっている。あと2試合頑張ってもらいたい」と語った。
3季連続の甲子園出場へあと2勝とした。指揮官は「こんなにプレッシャーのかかる大会は初めてです。その中でも選手たちは落ち着いてくれているし、いい表情で野球をやってくれている」と言う。
今夏のチームスローガンは「和顔愛語(わがんあいご)」。意味は笑顔で愛情のこもった言葉で話すことだ。小田監督は「自分が苦しい時、調子が上がらない時にこそ人に優しく接し、優しい言葉が言えるかどうか。今大会のモットーです」と話した。

