快進撃を続けた大社がベスト8で敗れた。石飛文太監督(42)はエースの馬庭優太投手(3年)の話題になると目に涙を浮かべるシーンがあった。
馬庭は4回途中から登板。5回を8安打5失点と打ち込まれた。「この状態で、この球が投げられることは素晴らしいです」と左腕をたたえた。
3回戦まで全試合で完投し、この日も含めて4試合で球数は492球。終盤には突き放される展開にもなり「点数がかさんで、本心としては最後まで馬庭をマウンドで見ていたい。でももう1つの本心としてはこれ以上投げさせたくない。そのはざまで正直揺れました。この点差で馬庭を外野にやってとかも考えました。もう1人ピッチャーいたので」と説明。
それでも代えなかった理由を「3年生に聞いたら『最後までいってください』と言うので馬庭には確認しませんでしたけど、同じ3年生の投手陣が言うならそれはみんなの意思だと思いましたので、しんどい状況ではありましたけど、最後まで投げてもらいました」と目に涙を浮かべ、選手の総意でエースをマウンドから降ろさなかったと話した。

