横浜の背番号1を付ける奥村頼人投手(2年)が8日、バースデーに躍動した。

金沢打線に外野の頭を越える安打も2本打たれながら、要所では緩急を効かせながらタイミングを合わせることも許さず。140キロを越える直球で5回7奪三振無失点。自身でも2点適時打を放ち、5回コールド勝利に貢献した。

夏の決勝は先発するも、東海大相模打線を抑えきれずチームも逆転負け。「今日も課題を持ってやって、その中で改善点とか見いだせて。まだまだここから上げていかないと相模には通用しないので」と高い意識を見せた。

東海大相模に敗れ、滋賀への短い帰省中も野球ばかりしていたという。「(全国優勝した)京都国際にも野球仲間がいて」とうらやましい気持ちにもなりながら、白球と過ごした。自分の手で金メダルをつかみたい。この日、17歳になった。

「去年はずっと準優勝しか経験してなかったので、17歳の年は優勝したいです。最終学年にもなったので、よりいっそうプレーでもプレー外でも、チームを引っ張れるように」

入学半年でめきめき力をつけた織田翔希投手(1年)など投手陣のレベルは高い。その中で柱になる。風格と自覚を感じる秋初戦だった。【金子真仁】