明石商が神戸国際大付に逆転勝ちし、2年連続の春3位になった。

プロ注目最速141キロ左腕の石原大暉投手(3年)が逆転を呼び込む好投を見せた。2-3の8回1死一塁から救援。打者2人を抑えて無失点で切り抜けると、直後の9回に3点を奪って逆転。石原も左手への死球で出塁してつないだ。

死球を受けながらも9回も続投。「アドレナリンが出ていたので大丈夫だった。自分しかいないと思っていた」と気迫を見せた。フォークで空振り三振を奪うなど、3者凡退に抑えてガッツポーズ。5人の打者を完璧に封じた。

2回戦の神港学園戦では先発で4回無失点だったが、準決勝では救援で打者3人に対して1安打2四球1失点。1死も奪えずに降板していた。

今春を振り返って、「東洋戦では自分が出て流れを変えることができなかった。神港戦でも4回で代わった。9回投げられるスタミナや力配分をつけて夏は効率よく投げないといけない」と課題を口にした。一方で、「フォークは自信がついた」と手応えもつかんだ。

夏へ向けては「右打者の低めのインコースに決めるストレートと、詰まらせるカーブを磨きたい。夏には絶対に勝ちます」と力強く話した。

◆石原大暉(いしはら・だいき)2007年(平19)12月30日生まれ、加古川市出身。志方小3年から加古川ドリームハーツで野球を始め、志方中では軟式野球部に所属。明石商では1年秋に背番号19でベンチ入りし、今春は背番号10。173センチ、75キロ。左投げ左打ち。