史上初の夕方開催の甲子園開会式が行われた。

 

戦後初の大会となった46年の第28回大会で、前身の浪華商が第28回大会で優勝。今年が戦後80年にあたることから選ばれた。安田智樹主将(3年)が入場行進の先導役を務め、前年度優勝校の京都国際、出場全49校の選手が聖地に足を踏み入れた。

選手宣誓は、3日に抽選会で決定した智弁和歌山の主将、山田希翔(まれと)内野手(3年)が務めた。「寝ずに練習しました。昨日の夜は何百回何千回と練習した」と急ピッチで任された大役を全う。「しっかりと言えたので100点」とし、史上初夕方開催の開会式には、「いい風が吹いてました」と振り返った。宣誓文は学校の教諭たちと話し合って決めたもので、自身が伝えたかったことをふんだんに盛り込んだ。「多様化が進んでいて、高校野球もやり方が問われている。一番伝えたかったのは、高校野球の魅力はどんな形になっても変わらないと伝えたく、そこの一文は意識しました。全力でプレーする姿に魅力があると思います」。

◆智弁和歌山・山田希翔主将の選手宣誓全文

宣誓 私たちは、人々の心に大きな感動を届けたいと思います。

自然環境や、社会の状況が変化し、高校野球のあり方も問われています。しかし、その魅力は変わりません。

 

己の限界に挑戦し、仲間との絆を深め、相手チームを敬い、正々堂々とルールを守りプレーする、私たち高校球児の姿は多くの人々の心を打つと信じています。

野球を愛する仲間たち。これまでも、これからも私たちを支えてくださるすべての方々、そして 今、ここ甲子園で、思う存分野球ができることに感謝し、勇気を持って全力でプレーすることを誓います。

令和7年 8月5日 

選手代表 智弁学園和歌山高等学校 野球部主将 山田希翔(まれと)