花巻東(岩手)が11日、同校卒業生のエンゼルス菊池雄星投手(34)の大型トレーニング施設(K.O.H)完成と、米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20)の高校野球史上最多の通算140本塁打達成を記念したモニュメントのお披露目を同校野球部グラウンドで行った。同モニュメントは、岩手・北上市に本社を置き、精密部品の製造などを行う株式会社ベストから寄贈された。
昨年は、23年ア・リーグMVP、本塁打王のタイトル獲得を記念し、ドジャース大谷翔平投手(31)のモニュメントが寄贈されていた。これを中心として右に菊池、左に佐々木と、世界で活躍する同校卒業生らのモニュメントが並んだ。お披露目には同社の藤原澄夫代表取締役、菊池敏夫技術部部長、花巻東・小田島順造理事長兼校長、佐々木の4人が出席した。素材はステンレス製。デザインは同社に務める同校野球部OBが手がけた。菊池技術部部長は「躍動感というのを感じられるように、写真からデザインしました」と説明した。
自身のモニュメントを見た佐々木は「大変光栄なことです。最初にお話をいただいたときは、すごく恐縮というのが正直な気持ちでしたが、それでも株式会社ベストさんのご厚意で製作していただく運びとなりました。私自身にとっても、また覚悟が芽生えましたし、さらに気を引き締めて、これをモチベーションにしながら今後も精進していきたいです」と目を輝かせながら話した。
昨年3月に渡米。「1日1日、野球も学業もはいつくばっているような感覚でした。失敗を繰り返しながらですが、勉強させていただきました」と1年目を振り返った。10月からは2学年に進級。来年2月から始まるリーグ戦に向けて、チームとしての練習も始まる。「素晴らしい経験を結果に結びつけられたらと思っているので、来シーズンも、そのスタイルを変えずに、引き続きやっていきたいです」と力強く口にした。

