日本が終盤に勝負強さを発揮。タイブレークの末に米国を下して、決勝進出に大きく近づいた。延長8回、岡部飛雄馬内野手(3年=敦賀気比)が右中間へ走者一掃の二塁打を放つ決勝打。7回には横山悠捕手(3年=山梨学院)が同点打を放ち、タイブレークの8回に一挙5得点。最後は石垣元気投手(3年=健大高崎)が締めた。スーパーラウンドでは3勝0敗で単独首位に立ち、決勝進出へ大きく前進した。次戦は12日、パナマと対戦する。
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150キロを力強く引っ張った。右中間への打球は右翼手を越え、塁を埋めた3人が一気に生還。ベンチも観客も大興奮。ロースコアのゲームで大きな3点が入り、岡部が二塁上で笑顔を見せた。
「1本出て、逆転にもなったのでホッとした。真っすぐを思い切り振りました。越えてくれて良かった」
タイブレークに入った延長8回。坂本が12球粘って四球を選び、無死満塁で打席が回った。「坂本の粘りがあったので球数を多く見られてタイミングを合わせることができた」と感謝。5回には自らの悪送球で先制を許しており、「僕のせいで1点が入ったので何とか取り返したるという気持ちでした」とホッとした表情を浮かべた。
0-1の7回には横山の適時打で追いつき、延長戦に持ち込んだ。そして、リードを奪った8回裏には6-2の1死満塁から石垣が救援。3球連続で154キロ直球で空振り三振に仕留めると、最後の打者は155キロで二飛にねじ伏せた。「絶対に勝たなきゃいけない相手だったのでうれしかった」と笑顔だった。
米国を倒してスーパーラウンド3勝0敗で単独首位に立った。小倉全由監督(68)も「この1勝は大きいですよね」とかみしめた。大会連覇へ、大きな1勝を手にした。【林亮佑】

