日本が米国に0-2で敗れ、W杯2連覇を逃した。昨年センバツVで今秋ドラフト1位候補の最速158キロ右腕の石垣元気投手(3年=健大高崎)が4回途中から救援。最速156キロを計測し、3回2/3を無安打1失点と粘った。今夏甲子園胴上げ投手の末吉良丞投手(2年=沖縄尚学)は先発で4回途中1失点。甲子園優勝経験投手リレーで強打の米国を2点に抑えたが、打線が3安打無得点と沈黙。世界一にあと1歩届かなかった。2大会ぶり優勝の米国は最多のキューバに並ぶ11度目の優勝。3位決定戦は台湾が韓国に3-2で勝った。

◇  ◇  ◇  ◇  

日本一を経験した2人でも、米国打線を封じることはできなかった。4回途中から7回までロング救援した石垣は「甲子園は不完全燃焼だったけど、この大会が終わって完全燃焼。いったん気持ちを落ち着かせたい」と力を出し切った。

先発末吉が1点を失ってなおも1死一、二塁で登板し、2者連続凡退で火消しに成功。続投した5回に1点を失い、流れを引き寄せられなかった。「悔しい気持ちはあったけど、力のレベルの差を感じさせられました」と米国の歓喜を目に焼き付けた。

地元沖縄の大声援を一番大きく受けた末吉も粘った。1、2回と得点圏に走者を背負ったが無失点。4回1死から3連打を浴びて1点を失い、マウンドを降りた。「準優勝に終わってしまったので、また選ばれるなら、次の世界一を目指して頑張っていきたい」と世代NO・1左腕はリベンジに燃えた。

健大高崎と沖縄尚学を日本一に導いた経験のある両腕のリレー。強力打線を2点に抑えたが、打線が完璧に抑え込まれ、世界一には届かなかった。石垣はこれが高校最後の公式戦。世界と戦って感じたことがある。「指にかかったストレートは世界でも通用する」。日の丸を背負って戦い抜いた。【林亮佑】

【U18】日本、連覇ならず準優勝 米国198センチ右腕打てず3安打完封負け/詳細