国内の高校野球公式戦で初めて「7イニング制」を導入した国民スポーツ大会高校硬式野球競技会が29日、滋賀県のマイネットスタジアム皇子山で開幕した。2試合がわずか89分のスピード決着となるなど、硬式4試合では平均90分台とスピード感が如実に表れた。今月のU18W杯でも7イニング制を経験した山梨学院の横山悠捕手(3年)も「ちょっともの足らなかった。慣れたけど、めちゃくちゃ早い」と目を丸くした。
戦術面でも変化が生まれた。沖縄尚学の比嘉公也監督(44)は「先に点を取ったらプレッシャーがかかる」と初回から積極的に仕掛けた。仙台育英の須江航監督(42)も「先手必勝がより強くなる」と実感した。
軟式でも同制度が初導入された。日本高野連の井本亘事務局長は「硬式と軟式で経験した16チームと、運営した滋賀県高野連にうかがった上で、今後どうしていくかを決める材料にしたい」と話した。【林亮佑】

