国士舘の“鈴木一朗”が攻守で躍動し、7回コールド勝利に貢献した。
7点リードで迎えた7回、1死三塁。打席の鈴木一朗内野手(2年)は「カウント2ボールからスクイズのサインが出た」と、高めの真っすぐに飛びつき、投手前へ転がした。三塁走者がスタートを切った。全速力で一塁を駆けぬけ、セーフに。1点を加えた。
守備でもチームを盛り立てた。5回には三塁ファウルボールをダイビングキャッチ。相手に流れを渡さなかった。
誰もが振り向く、その名は「鈴木一朗」。メジャーで殿堂入りしたシアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏と同姓同名だ。名前の由来は「父(聖一さん)が大の野球ファンで、この名前をつけたと聞きました。名前をよく覚えてもらえるので、そこはよかったです」。19年3月19日に東京で行われたマリナーズ対巨人戦を観戦したが「小5だったので、すごさとかはあまり覚えていない」。小さい頃から父とともに練習。身長161センチ、体重50キロと小柄ながら、バスターやエンドランなど小技を得意とする。
次は準決勝。優勝してセンバツへ。甲子園の舞台でその名をとどろかせたい。

