報徳学園(兵庫1位)が龍谷大平安(京都1位)を3-1で下した。
2014年春季近畿大会準決勝以来、12年ぶりの名門対決。その時は報徳学園が6対3で勝利しており、龍谷大平安はリベンジとはならなかった。
先発の沢田悠佑投手(3年)が9回102球6安打6奪三振2四死球1失点で完投。「めちゃくちゃ緊張しました。やっぱりスタンドをみて、応援してくれている人たちを見たらしっかり頑張ろうとスイッチが入った」。併殺もあり5イニングで三者凡退。「初回、2回はしっかり3人で抑えて、打者陣にしっかり流れがつくれたところが一番良かった。龍谷(大平安)のバッターたちはしっかり振ってきてたんで、早いカウントで変化球を交ぜてタイミングをずらして、最後真っすぐで誘ってっていうイメージで」とその通りテンポ良く投げきった。
今季は兵庫大会でこの試合前までに2完投していた。「そこで投げる体力っていう自信は自分の中についたんで、今日も投げ切れてよかったです」。エースとしての自覚も十分だ。「自分が投げてチームを勝たすっていうふうには自分の中では一番思っているので。この背番号1は絶対譲りたくない」。夏に向けても「そのためにここ(報徳学園)に入ったんで。夏は絶対報徳が優勝したい。練習から全員で意識してやっていきたい」と闘志を燃やした。
大角健二監督(45)も「いつもどっかで崩れることがあるんで、まあこんなロングイニングで投げても落ち着いていられた。もともとこう手元で伸びる球を放ることができるピッチャー。今日はカーブがしっかり決まってたんで、余計そのストレートは生きたかなと思います」。試合全体を振り返っても「もう今日は本当に悪いところを探す方が難しい。本当にいい野球をしてくれた」と報徳学園らしいゲームになった。

