敗退チームのドラマにスポットを当てる「胸張ってイイじゃん」を随時掲載し球児たちの奮闘に迫ります。

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園部(京都)樹山瑛司捕手(3年)。最後の夏で、人生初が飛び出した。6回、7回に大きく力強いスイングで放った打球はどちらも左翼へ飛び込むソロ本塁打。これまで公式戦では1年生春の1本のみ。それ以来が1試合2発、そして2打席連続となり、大きな雄たけびを上げて全身で喜んだ。181センチ、85キロ。「恵まれた体に産んでくれた親の愛というか。これをいかして恩返ししたいと思っていました」。

また、3校の連合チームではあるが、地域が近くほとんどの部員が小学校や中学校のときからの顔見知り。「最初に集まったときから『久しぶり!』という感じでコミュニケーションが取れました」。連合だからこその良さもあった。園部は3年生5人のみのため、これで事実上の廃部となる。今後復活を願いつつ、他の2校の後輩に向けて「2勝、3勝とできるように頑張ってほしい」とエールを送る。

「今までやってきたことは全て出しましたが、悔しさは残ります。でも、やりきった気持ちもあります」。今後は大学に進学し野球を続ける予定。悔しさをエネルギーに変え、さらに上を目指す。【佐藤妙月】

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