広島商が夏4連覇を目指す広陵との打撃戦を制し、2024年以来2年ぶりの決勝に駒を進めた。
ここまで勝ち残った広島商、準決勝の第2試合の福山-呉の3校ともが公立校。県では05年(平17)の高陽東-三次以来21年ぶりの公立校同士の決勝カードが確定。ここまで広陵との過去の公式戦対戦成績は、21年秋の中国大会決勝から6連敗中だった屈辱を晴らした。
今夏、準々決勝で春王者の呉港(ごこう)にリードを渡さず勝ちきる攻撃力を見せつけた広島商。初回に連打で幸先よく2点を先制したが、先発・小池遼太郎投手(3年)が3回に一時勝ち越しを許した。
しかし4回無死一、三塁でメンバー唯一の1年生の7番谷浦和馬内野手が公式戦初アーチとなる左翼越えの決勝3ラン。4回だけで打者一巡5得点の猛攻を繰り広げた。「思い切って打ってきました」と背番号5。「上級生の方のサポートしてもらって、自分のできることに集中できた」と右打者の谷浦は笑顔で語った。
その後もリードを譲らず、19年以来7年ぶり24度目の夏の聖地へあと1勝とした。

